【「今年不動産投資開始」VS 「1年後不動産投資開始」どちらが良い!?】
★以前のコラム「不動産投資をするタイミング」の続きです(^_^)/≫
今回は、出口戦略まで含めた資本増加部分に焦点を当て、
1年後に物件(利回り7%)を購入した場合と
今年物件を購入した場合とでの比較をしたいと思います。
つまり今年物件を購入する場合と来年物件を購入する場合との利回り比較のお話です(*^_^*)
≪前提条件≫
・共に売却時の資本増加部分を等しくする。
・共に1億円の物件を購入。
・金利・期間・融資割合は同じとする。
・10年後に9,000万円で売却とする。
・運営費と売却経費等の割合は同じとする。
この条件を加味した結果が下記の表の通りとなります。
注目して頂きたいのは、黄色のマーカー部分になるんですが、
下部の『資本増加』部分に焦点を当て、互いの金額を等しくした場合、
表面利回りで0.52%の差が出るという事です(>_<)
つまり、1年後に利回り7%の物件を購入するのであれば、
今年6.48%の物件を買うのと同等という事になり、
これが『機会損失』という事になるんですが、
数値化してみるとその大きさに驚かれる方が多いんです(^-^;
また金融機関は運営実績を2年~3年を見て次の融資を行うので、
資産形成を複数展開していきたい方にとって、
物件の購入が1年遅れるという事は、
資産形成の複数展開にも影響を及ぼしかねないという側面もあるんです。。。
※金融機関は概ね50歳を境に融資を厳しくしていく傾向もありますが。。。
この様に色々な事象が絡み合い
投資分析上の「効率的」な側面と「安全性」の側面だけでは見えてこない
出口戦略まで見た『資産形成』の側面も不動産投資には大切な側面なので、
気になる点やご質問等あればお気軽にご相談下さい(^_^)/
最後に「今年投資開始」VS 「1年後投資開始」どちらが良い!?
についての私見を申し上げると『今年投資開始』に軍配があがると思いますが、
何も考え無しに進むのはリスクが高いので、
しっかりとしたコンサルタントの方と一緒に進む様にして下さいね(#^.^#)