【内廊下と外廊下って何が違うのか】

廊下には内廊下と外廊下のタイプがあります。

一般的には外廊下が多く、内廊下のマンションは高級感があるなぁと

感じる人もいるのではないでしょうか。

今回はそれぞれのメリット・デメリットをご紹介していきます!

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【内廊下】

 内廊下は建物の内部に廊下があり、よくホテル等で見られるタイプです。

廊下を挟んで左右に部屋があります。

バルコニーの向きが真逆の住戸ができるので、南向き住戸と北向き住戸といった方角の条件が異なる住戸が作られるのが特徴です。

□内廊下のメリット

・外気の影響を受けにくい

 建物の内部にあるものなので外気の影響を受けることがほとんどありません。空調機能もしっかり付いている為、適切な温度・湿度も保たれ快適です。

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・高級感がある

 床にはカーペットや絨毯が引かれることが多く、高級感が感じられます。また外の影響を受けないので照明等も高級感のあるものが使用でき、よりホテルライクな暮らしを演出できます。

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・プライバシーの保護

内廊下はいったんマンション内に入ってしまえば、外部から部屋番号が特定される可能性は抑えられ、プライバシー保護の観点から優れていると言えます。

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□内廊下のデメリット

・電気代等のコストがかかる

 内廊下は外の影響を受けないので、当然外の明るさの影響も受けません。常に電気が点灯され、空調設備の稼働が必要になります。また使用頻度が高ければ交換や、メンテナンス費用もかさむのでその分のコストが上がり、管理費・修繕費が高騰する場合も考えられます。

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・臭いや湿気がこもりやすい

 外気と触れていないため空気の流れが弱く、湿気や臭いがこもりやすくなります。空調・換気設備も整ってはいるものの、湿気・臭いは抜けにくくなります。

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・災害時の避難がしにくい

 外廊下と比べると火災発生時などの煙がこもりやすいことも指摘されています。内廊下のマンションにお住まいの場合は、特に避難経路を確認することが必要です。

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次は・・・

【外廊下】

 廊下がマンションの外側にあるタイプです。通常のマンションではこちらの仕様が多く採用されていると思います。

□外廊下のメリット

・通気性がよく明るい

 外に面している分、日差しや外気に直接触れることができるので開放的で明るくなり、湿気や臭いもこもりにくくなります。また廊下側にも住戸の窓を設置することができるので、住戸自体も通気性が良く、明るさを取り込みやすくなっています。

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・コストが安い

 昼間は照明をつける必要がほとんどなく、空調も必要ないのでランニングコストが抑えられます。

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・避難しやすい

 外気に接している分、煙が充満しにくく火災や有害ガスの発生等、有事の際でも外に逃げることが可能です。煙が充満することによる視界不良も少なく、避難もしやすくなります。

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□外廊下のデメリット

・外気の影響を受けやすい

 外に面した廊下になるので、風雨や気温の影響を受けやすくなります。

暑い・寒い等の気温の影響はもちろん、台風のように風雨が強い時には、マンションや住戸の配置によっては廊下や玄関内に吹き込んでくる可能性もあります。

・プライバシーの心配

 外廊下は外部から玄関が見えやすく、住戸が特定されてしまう可能性があります。オートロックや防犯カメラが設置されていても、1階部分の壁や柵を乗り越え侵入されてしまう可能性も考えられます。

 以上、メリット・デメリットとなります。

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 どちらが良い、悪いの関係ではないので、結局は好みに応じてご検討ください!という事になりますね・・・

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