【EMAコンサルの建築企画コンサルは、施工店との直接請負契約に際し、どの様に関わってきますか。≪新築RC造1棟マンションの建築企画≫東京23区で不動産投資】
まず、請負契約についてはクライアントと施工店が直接契約をしますので、施工上の瑕疵の責任は施工店が負います。
※分離発注のご質問を受けるケースもあるのですが、分離発注ではなく通常の請負契約を施工店と締結するとお考え下さい。
次に私どもの関わりについてですが、一般的な請負契約書はクライアントと施工店のみで署名捺印を行いますが、
私どもは『監理者』として同請負契約書内に署名捺印を行います。
下記の内容が『監理者の権限範囲』になります。
a 設計意図を正確に伝えるため、施工店と打ち合わせ、必要に応じて説明図などを作成し、施工店に交付すること。
b 設計図書に基づいて作成した詳細図などを、工程表に基づき施工店が工事を円滑に遂行するため必要な時期に、施工店に交付すること。
c 施工店の提出する施工計画を検討し、必要に応じて、施工店に対して助言すること。
d 設計図書の定めにより施工店が作成する施工図(現寸法・工作図などをいう。以下同じ。)、模型などが設計図書の内容に適合しているか否かを検討し、承認すること。
e 設計図書に定めることにより、施工について指示し、施工に立ち会い、工事材料・建築設備の機器および仕上見本などを検査または検討し、承認すること。
f 工事の内容が設計図・説明図・詳細図・施工図(以下これらを「図面」という。)、仕様書等この契約に合致していることを確認すること。
g 施工店の提出する出来高払または完成払の請求書を技術的に審査すること。
h 工事の内容・工期または請負代金額の変更に関する書類を技術的に審査すること。
i 工事の完成を確認し、契約の目的物の引渡に立ち会うこと。
従って、土地の引き渡しをしたら仕事が終わるのではなく、そこからがスタートとなりますので、クライアントとは竣工までの約1年間お付き合いをさせて頂く事になります。
お互いの信頼関係が重要になる共同作業になりますので、何かご不明な点やご質問など御座いましたら、小さな事でも構いませんのでお話頂ければと思います。
また私どもは東京23区の新築RC造1棟マンションの「建築企画のコンサル」だけでなく「不動産投資のコンサル」でもありますので、トータル的なご質問やご相談も御座いましたら、お気軽に「お問合せ」下さい。