【窓先空地って何ですか?】
今回は、“ 窓先空地 ”についてお話させて頂きたいと思います。
“ 窓先空地 “とは、共同住宅の窓に面して設けられる空地のことを言い、
東京都建築安全条例で実施されている制度です。
東京都以外にも一部の地方自治体でも実施されており、独自の条例になります。
火災発生時の避難経路としての安全性の確保や、
採光・通風の確保を目的として設けられています。
東京都建築安全条例では、共同住宅の住戸の床面積の合計に応じて、
次の数値以上の窓先空地の幅員を確保しなければいけません。
耐火建築物にすることで、窓先空地の基準が緩和されています。
面積基準や緩和方法などは、窓先空地制度を実施している自治体により異なります。
窓先空地の大きさの基準になる住戸の床面積の合計は、
道路に直接面する窓を有する住戸の面積は算入しません。
つまり、全ての住戸の窓を道路に面して計画することが出来れば、
窓先空地を設置しなくても良いという事になります。
都心部では狭小地や変形地が数多くあり、避難通路や窓先空地の設置を考慮すると
戸数を増やすことが出来ず、また容積や建蔽を消化する事も出来ないため、
収益性が悪化してしまうことは明らかです。(>_<)
同じ敷地であっても、窓先空地と避難経路の取り方は、
プランニング会社によって様々です。
当社では、収益不動産のプランニングを得意としており、
『 他の会社でプランニングして貰ったが、もう少し収益を伸ばせないか 』
といった依頼を数多く頂いておりますので、
お気軽にご相談ください。(^_^)/
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