「管理専門業者」と「専門でない管理業者」の違いはなんですか。

様々な企業スタンスがあるので、一般論からお話しますと、、、

 

「管理専門業者」

管理を行う事を主業務としているので、賃貸付けは主に賃貸の仲介業者に依頼します。

 

「専門でない管理業者」

賃貸仲介も並行して行うので、管理と賃貸付け両方を行います。

 

この様に記載すると、両方行っている「専門でない管理業者」の方が良いのではないかと思われますが、一概にはそうではありません。

 

それぞれのメリット・デメリットをお話すると「専門でない管理業者」の場合、自社で賃貸仲介を行っている分、自社内で積極的に客付けを行うので、案内時の入居希望者の感触を掴みそれを募集に反映し易い反面、自社内で入居付けをした方がより利益が多く上がるので、募集情報がクローズになるという大変大きなデメリットがあります。

 

一方「管理専門業者」の場合は、幅広く募集情報を流すので多くの案内が入り、入居の可能性が高まる反面、入居付けは賃貸仲介会社に依頼を行うので、入居希望者の案内時の感触が掴みにくいというデメリットがあります。

 

どちらを取るかという事になるのですが、重要なのは『幅広く賃貸募集を行う事』⇒『入居者の反応を見て募集に活かす事の順で業者タイプを見極めコントロールする事になりますので、この点をクリアする若しくはクリア出来るのであれば、物件立地も含めたバランスを見て業者選定するという事で良いと思います。

 

その他にも東京23区で不動産投資を行う場合、数多の管理業者がおり、保有物件の賃料帯が低い場合は地元の業者でも良い場合もありますし、高い場合は賃貸管理専門の業者に任せた方が良いなど細かなテクニック的な所が御座いますので、この点もご念頭にお置き下さい。

 

最後に私どもが建築企画を行う新築RC造の1棟マンションに関しては、木造などと比較すると賃料帯が高い部類に入りますので、賃貸管理専門会社へ管理をお任せするのをお勧め致します。

記事一覧に戻る