地場の管理会社と地場じゃない管理会社、どちらの管理の方が良いですか。

ポイントは、幅広く募集を行い提案も含めた入居付け活動をしっかりと行ってくれるかどうかなので、率直な所どちらが良いと言うのはありません。

 

管理をしていた経験からもう少しお話しますと、、、、

 

1.管理契約の前に「ダメだと思った時点で即違う管理会社へ切り替えを行う」旨、強く印象付けて話す事

2.運営中であれば「管理会社に対して直ぐにyesを言うのではなく、細かい人だと思われる」事

 

この2点で稼働率は上がるので、クライアントのスタンス次第だと思います。

※特に中古物件の場合は、このスタンスが稼働率に大きな影響を与えます。

 

また「地元の物件は地元の業者に任せた方が良い。」と思われている方もおりますが、借りる人がその街に住みたくてピンポイントで探すというのは、余程のブランディングがその地名に備わっていない限りまず無いと思って下さい。

 

詳細を話すと長くなるので省きますが、ポイントは賃借人がお部屋を探す時にどこに行くのかという事です。

 

当然街中の賃貸業者に行くのですが、その8割以上がネット広告を活発に行っている地元以外の駅の賃貸業者へ足を運び、そして地元以外の業者の営業がお部屋を案内して、契約を仲介しています。

 

つまり単純に「地場の業者に賃貸管理を任せたから安心」というのは、自らの首を絞める可能性を高めるので、しっかりと複数のターミナル駅の業者への広告活動を行っている賃貸管理会社を選定し依頼するようにして下さい。

 

その他にも東京23区で不動産投資を行う場合、数多の管理業者がおり、保有物件の賃料帯が低い場合は地元の業者でも良い場合もありますし、高い場合は賃貸管理専門の業者に任せた方が良いなど細かなテクニック的な所が御座いますので、この点もご念頭にお置き下さい。

 

最後に私どもが建築企画を行う新築RC造の1棟マンションに関しては、木造などと比較すると賃料帯が高い部類に入りますので、賃貸管理専門会社へ管理をお任せするのをお勧め致します。

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