相続を睨んで購入したいのですが、新築RCは向いていますか。

あくまでも目安の話になりますが、仮に2億円の現金があったとして、これを不動産(土地1億、マンション1億)に変えた場合、同じ2億でも不動産に変える事で下の例の様に評価が下がります。

 

例)不動産の評価

  土地:1億円×0.8(路線価)×0.8(貸家建付地)=6,400万円

  建物:1億円×0.6(固定資産)×0.7(賃貸)=4,200万円

 

従って相続税率を30%とした場合、2億が対象になるのか、1億600万円が対象になるのか、という事になり、現預金を不動産に変えた方が約3,000万円の節税効果があるという事が分かります。

 

そういう意味では「木造」「鉄骨」「RC」どれも効果はあるので、特にRCでなければならないと言う理由はありません。

 

但し、将来的な資産形成も見据える場合、金融機関を利用する事も視野に入れ「純資産割合」と「収益性」のバランスをとると言う、この点は必ず念頭に置かなければならないと思います。

 

私どもが東京23区内で建築企画をする新築RC造の1棟マンションに関しては、無駄な中間マージンが掛からない為、収益性が高く、且つ資産性も高いという大きなメリットが御座いますので、相続対策を行いながら、しっかりとした収益が確保できる点に大きな特徴がありますので、ご質問や詳細についてのご相談等が御座いましたら「お問合せ」下さい。

 

 

余談ですが、相続税は現在の経済情勢を考えても国として税収を増やし易い項目なる筈です。

第一次ベビーブームの世代(1947年~1949年)と第二次ベビーブームの世代(1971年~1974年)に焦点を合わせた相続に対する政策を国が見逃す訳がなく、今後動きが出る事は容易に想像できるので、現在保有されている資産や財産の「診断」や「備え」はしっかりと行うようにしましょう。

記事一覧に戻る